東京大学大学院 情報学環 渡邉英徳研究室、株式会社長崎国際テレビ(本社:長崎県長崎市、代表取締役社長:川畑 年弘、以下「NIB」)、株式会社POCKET RD(本社:東京都港区、代表取締役:籾倉宏哉、以下「POCKET RD」)は、共同で「ミライの平和活動展 in 長崎」にて、アバター技術「AVATARIUM Portable」を用いた新たな体験型展示を公開します。
この展示では、来場者自身のアバターが、原爆投下直後の長崎を舞台にした映画『長崎-閃光の影で-』の実際のシーンに登場し、さらに戦時中の記録写真にも“入り込む”という、映像と記憶に“没入”する体験を提供します。
■ 展示内容
POCKET RDの「AVATARIUM Portable」を使用し、来場者の顔を数十秒でスキャン・アバター化。生成されたアバターは即時、映像や写真に合成され、本人そっくりの顔が実際のコンテンツに登場します。
展示項目:
- 映画『長崎-閃光の影で-』の一場面に自分のアバターが登場
映画内のワンシーンに、自分自身のアバターがエキストラとして登場します。
「もし自分がこの時代に生きていたら」という問いかけを、リアルな感覚で体験できます。 - 写真没入体験:記録写真にアバターで“入り込む”
-横浜・ニュースパーク(日本新聞博物館)、東京・文京区で展示された、写真没入体験を長崎で初展示
- 毎日戦中写真よりa.映画『長崎-閃光の影で-』にも登場する長崎の救護活動の記録写真
b.「動物たちが見た戦争」の写真
視点の転換により、観る側から“当事者”への感情的接続が促されます。
(映画『長崎-閃光の影で-』コラボレーションコンテンツ)


(「動物たちが見た戦争」コラボレーションコンテンツ)

(AVATARIUM Portable)

■ 歴史の”なか”へ:新しい記憶継承の形
「歴史を眺める」から「歴史の”なか”に入る」体験へ。
AVATARIUM Portableを用いて、1945年8月の長崎を描いた映画世界の一員に。この新しい没入体験は、遠い過去の戦争=歴史の”なか”に入り込む、新しい没入体験です。戦争を“自分ごと”として捉えることができます。世代を超えて平和を考えるきっかけとなる、記憶継承の新しいかたちです。
■ 展示情報
- イベント名:ミライの平和活動展 in 長崎
- 会期:2025年8月11日(月)〜17日(日)
- 会場:長崎原爆資料館(長崎市)
- 主催:東京大学大学院 渡邉英徳研究室、NIB長崎国際テレビ
- 展示協力:株式会社POCKET RD
- 参加費:無料
■ 映画について
原爆投下直後の長崎を舞台に、被爆者救護に当たった看護学生たちを描いた映画『長崎-閃光の影で-』が全国で公開中。
▶上映情報:https://nagasaki-senkou-movie.jp/
▶予告編 :https://youtu.be/7EvnLs-W4K0
本展示におけるアバター体験は、この映画の一部映像を使用し、来場者を“映像の中の登場人物”として参加させます。
■ 本件に関するお問い合わせ先
- 株式会社POCKET RD 広報担当
E-mail:infotoprd@pocket-rd.com